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zoom RSS 新☆LME学園 044

<<   作成日時 : 2012/02/17 18:23   >>

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 私に伝えておいた方がいい問題点があって会長は私を連れ出した筈なのに、私が着替え終わって衣裳部屋を出ると、彼はそのまま私を大学部の駐車場まで連れてきて「家まで送るよ」などと恐ろしいことを満面の笑顔で言った。

 私は慌ててそれを辞退して、高等部の生徒会室へと避難した。

 それから三十分ほど後、セバスチャンさんから会長が帰ってきたからこれから迎えに来るという連絡をもらった。


 そして、セバスチャンさんから再びお城に連れて来てもらった私は会長に見つからないように部屋へと戻り、メイド姿に着替えて奥様の部屋を訪れていた。


「本日は一日お休みですから、ごゆっくりなさっていてください」

 そう言ってくれるセバスチャンさんに私は首を横に振った。

「いえ。必要以上に休まずに、やりとおしたいんです。このお城にいられるのは限られた時間ですから」

「……それでは、お願いします」

 しばらく考えてからセバスチャンさんはそう穏やかに微笑んだ。

「ところで、大丈夫でしたか?」

「え?」

「蓮様に、気付かれませんでしたか?」

「……はい。おそらく」


 きっと……

 たぶん……

 大丈夫だった………

 と、信じたい。


「そうですか」

「では、お願いします」とセバスチャンさんは部屋から出て行った。



 奥様と二人になり、私は美しい庭へと視線を向けた。

『黒髪のウィッグとか持ってる?』

 会長のあの言葉は、一体どういう意味だったのだろう?

 まさか、ばれて……いえ、それなら、きっと会長は怒るはず……。

 そこまで考えて、私は血の気が引いた。

「……」


 会長は怒っていた。


『君に怒っているわけじゃないんだ』なんて言っていたけれど、やっぱりあれは嘘で……会長は、私が会長を欺いていたことを怒っていた……そう考えると、辻褄があう。

「……どうしよう」

 私は震えだした自分の身体に両手を回して抱きしめた。

 いまとなっては、『君に怒っているわけじゃないんだ』という言葉が恐くなる。

「……」

 一旦怒りを納めて、会長は私に一体どんな意地悪で意趣返しをするつもりだろう?


 こんなことなら、あの時に謝っておけばよかった!!!









********


キョコさんにかなり人格を疑われている蓮氏www


ここに怯えるウサギが一羽w ←ウサギの正しい数え方を、昨夜寝る直前に思い出しました。





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