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zoom RSS 新☆LME学園 055

<<   作成日時 : 2013/01/06 19:15   >>

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皆さま、あけましておめでとうございます!
昨年は大変お世話になりました。
今年も見捨てずにやってくださいませ。
よろしくお願いします(><)!

1月本誌はヤバイですね。かなりヤバイですね♪
今回こそは小ネタが書きたいです!
しょーもない小ネタが書きたいです!!
とりあえず、「新☆LME学園」の続きをどうぞ!


********



 出張へ行くおじ様を見送った後、私はいつも通り奥様のお傍で一日を過ごした。

 奥様の瞳はいつも綺麗で、そして悲しげだった。けれど、奥様の瞳から涙が零れるのを見たのは、クオンさんがこの部屋に現れたあの日だけ。

「最上様、お夕食の用意ができました」

 奥様の手をとって、その瞳を見つめていた私はセバスチャンさんの声に「はい」と返事を返した。

「いつもそうされていますね」

「え?」

「奥様の手をとって、瞳を見つめていらっしゃる」

「……すこしでも、奥様の手が温まればと思って」

 できることなら、その悲しみをすこしでも分けてもらえればと思って。

「そうですか」

 セバスチャンさんは美しい庭へと続く大窓を閉めながら言った。

「最上様のお心が届くといいですね」

「……皆の、願いが叶うといいです」

 奥様が元気になってくださることを願っている皆の願いが叶う日がくることを、私は祈っている。



 奥様と別れてダイニングに行くと、席には誰の姿もなかった。

「会長はまだお帰りじゃないんですか?」

「はい」

「そうですか……」

「やはり、気になりますか?」

 私の心を見透かすように真っ直ぐに視線を向けてくるセバスチャンさんから私は視線を逸らした。

「いえ……お、おじ様に言われてますから……」

「そうですね」

「それに……」

「はい」

「一人でとる夕食は寂しいです」

「そうですね……」

 セバスチャンさんはしばし考える素振りを見せて、「それでしたら」と言葉を続けた。

「私たちもご一緒してよろしいでしょうか?」

 私がセバスチャンさんへと視線を戻すと、彼は施設にいた頃によく見せてくれていた優しい眼差しで微笑んだ。





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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
謹んで新春の寿ぎを申し上げます。
しょうもない小ネタ、お気持ちわかります(笑)今の連載も、これから書かれる小ネタも、楽しみにお待ちしております。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。 
兆弾娘 あおい
2013/01/08 00:05
今年もよろしくお願いいたします(^^)

本誌がラブラブだと、わざわざ自分でラブラブを生みだそうとは思わないんですよねw本誌で大満足だから♪
その代わり、しょうもない小ネタが脳内占拠www
あおいさんが楽しみにしてくださってるとなれば、がんばらねばですね!
でも、ホント、しょーもない小ネタなので、がっかりさせるかもですが(^^;
私も、あおいさんの新作を楽しみにしています♪
うちゅうねこ
2013/01/10 14:33

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