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zoom RSS 新☆LME学園 052

<<   作成日時 : 2012/12/12 17:03   >>

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 菜園へと出ると、おじさんとおばさんが作業をしていた。

「すみません、遅れてしまって」

「いいのよ。キョーコちゃんも忙しいんだから」

 謝った私におばさんは優しく微笑んでくれたけど、おじさんは作業を続けたままこちらを見ることもない。

 そんなおじさんを見て、おばさんはふふふと笑った。

「この人ったら、すこし拗ねているんだよ」

「……拗ねる?」

「この人は、あの黒髪の姿がキョーコちゃんの本当の姿だと思っていたものだから」

 会長にばれた後、私は必要のなくなったウィッグをとっていた。あれから数日が経っているけれど、まさかおじさんが怒っているなんて思いもしなかった。

 私は慌てておじさんに頭を下げた。

「ごめんなさい。騙していたわけではないんですが……」

 おじさんの反応はため息をひとつ、それだけだった。

「キョーコちゃんが謝ることはないよ。事情があったんだろう?」

 おばさんはおじさんを見て、またすこし笑い、そう言った。

「でも、この人は仕方ないけど、坊っちゃんまでキョーコちゃんのことに気づいていなかったんだね」

 おばさんは会長を「坊っちゃん」と呼んだ。

「そういえば、おばさんはすぐにわかりましたよね」

「ええ。だって、キョーコちゃんの目はキラキラして、すごく綺麗だから」

「え……」

「ねぇ、あんた」

 おばさんの言葉にさえ、おじさんは作業の手を止めることはない。それでも、おじさんはぶっきらぼうに答えてくれた。

「……ああ」

 私はなんだかそれがすごく嬉しくて、子供のようにおじさんに抱きついてしまった。おじさんは驚いたみたいだったけれど、私の頭をぽんぽんと優しく撫でてくれた。





 菜園の見える三階の窓から最上さんの姿を見ていると、ポケットの中の携帯電話が振動した。

「はい?」

『よお、蓮! 元気か?』

「元気かって、この間会ったばかりじゃないですか」

『まぁ、お前は元気だよな。確実に、今、最高潮に』

 社さんは俺の言葉など聞かずにそんなことを言った。

「なんですか? それ」

 そんな俺の質問になど答える気はないのだろう。社さんはそのまま言葉を続ける。

『蓮、ちょっと出てこい』

「嫌ですよ」

 これから最上さんと朝食だというのに、どうして社さんと会わなければいけないのか。

『それなら……』

「……なんですか?」

『SBのメンバーを連れて、お前の家に行くよ』

 社さんは、俺と学園長の関係を知っている数少ない人間だ。SBの他のメンバーに学園長との関係を知られるのは嫌だったが、それよりも何よりも、最上さんがここにいることを知られたくなくて、俺は反射的に「どこに行けばいいんですか!?」と聞き返していた。




********

・・・・・・おかしい。
こんな更新速度になるはずではなかったのですが(=_=;;;
とってもおかしすぎる。。。
仕事が忙しすぎる(=_=;
忙しきことはいいことのはずなのですが・・・
よくない。
全然よくない。
もうすぐキョコさんのお誕生日が来ちゃうよ!!
もうちょい頻繁に更新できるように頑張ります!!


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