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zoom RSS 新☆LME学園 02

<<   作成日時 : 2012/01/11 16:15   >>

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「今朝も朝礼があるみたいね」

 私とモー子さんが高等部の校舎へと向かって歩いていると、女子生徒が競うように敷地内で一番広い体育館へと向かっている。中等部、高等部、大学の生徒を集めるSBの朝礼は決まってその体育館で開かれる。

「私、今日もサボるから」

 そう言ってモー子さんはまだ教室に寄ってもいないのに、カバンを持ったままどこかへと行こうとする。

「ええ〜! 待ってよ!! モー子さ〜ん!!!」

「なんだって隔週で朝礼があるのよ? バカなんじゃないの? この学校」

「それは俺たちもそう思うよ」

 突然のその声に後ろを振り返ると、SBのメンバーがいた。

「じゃぁ、やめてください。こんなくだらない習慣」

「奏江ちゃんは相変わらず厳しいね」

 モー子さんが入部した演劇部の先輩である貴島先輩はそう笑った。

「キョーコちゃんおはよう!」

 園芸委員の先輩である光先輩が挨拶してくださる。

「おはようございます」

「そうか。石橋くんはキョーコちゃんと委員会が同じなんだっけ?」

「社先輩、おはようございます」

「おはよう。キョーコちゃん」

 社先輩は私が就職活動の時に困らないようにという打算的な考えで入部したパソコン部の先輩だ。パソコン部の部長さんではあるけれど、マシンクラッシャーという変わった体質のため、常に手術用のビニール手袋をしている。

「この無駄な集会、本当にどうにかならないんっすか?」

 そうSBの副会長である貴島先輩に言ったのは会計の村雨先輩だ。

「どうにかって言われても、生徒の要望が強くて、先生方に泣きつかれてはじまったことだから俺たちだけでなんとかするわけにもな……なぁ? 敦賀くん」

 貴島先輩がそう話を振ったのはSBの会長、敦賀蓮。

「まぁ、そうなんですけどね……でも、これが時間の無駄だというのは本当のことですから、今日を限りにやめるのも、いいんじゃないですか?」

 一見、にっこりと穏やかに微笑んでいるこの人の正体を知っている私は、早々にこの場から立ち去りたくてモー子さんの袖をつんつんっと引っ張った。

「モー子さん、もう行こう」

「そうね」

 モー子さんがやはり校舎でもなく、体育館でもない方向へと歩き出したから、私はモー子さんの後を追おうとした。けれど、そんな私を呼び止めるすこしひやりとする声が聞こえた。


「君……」

「……なんですか?」

 私は嫌々ながら会長を振り返る。

「本当にこの学園に入ったんだ」

 会長の唇の端がゆるやかに持ちあがり、綺麗な弧を描いた。


「酔狂だね」


 キュラリキュラリと音がしそうなほど一見爽やかな笑顔を浮かべているこの人が苛立っていることを、私はびりびりと全身で感じていた。






********


某有名漫画&ドラマの「F4(エフフォー)みたいだわ」というお言葉は、溢さなくても大丈夫でございます。
書きながら、私自身、そう思ったから。故に、悪あがきで5(ファイブ)にしちゃいましたよ。

しかし、大丈夫!! 少なくとも、こいつらはイジメはしないから☆☆☆
……いや、イジメはあるのかな( ̄Д ̄ll)

蓮氏による、キョコさんイジメ。。。

負けないように、頑張ります☆

蓮氏をオロオロアタフタヽ(゚ェ゚ ;≡; ゚ェ゚)ノさせられるように、頑張ります☆



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